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メチルヘキサンアミンについて考えてみた。

一時期のブームは去ったような気がしますが、最近またよく質問を受けるので、この物質について少し考えてみたいと思います。

メチルヘキサンアミン

またはジメチルアミルアミン

まず”ジメチル”で始まり”アミン”で終わることからも、この物質は第二級アミンであり、覚醒作用のある物質であることがわかります。

40年程前にはイーライリリー社が鼻づまりの薬として出していたそうな。○ンフェタミンも最初は鼻づまりの薬だったんですよね。

またサプリメント界ではゼラニウム抽出物、などと記載されていることが多いですね。私、以前コンテスト数日前に、いつも使っている洗顔料に「ゼラニウムの香り」と書いてあるのを見つけ、使用をためらった経験があります。

しかし・・・これ本当なんでしょうか? こんな研究結果も出ています。

http://masashiclubjp.fc2web.com/kenkou470.html

こういう物質を作るときって、例えばアマゾンから葉っぱを取ってきて、まずそれらの含有成分が人体の受容体と結合し何か作用するものと、そうでないものにふるいにかける。そして作用する成分を結晶化すると、その時点で立体構造を把握でき、何工程(反応)くらいで製品化できるか予測がつけられ、大体3工程以内で仕上がらないものはそこで見捨てらるそうです。

その過程のどこかででゼラニウムが登場したのかどうかわかりませんが、天然成分でなく合成物質であることに間違いはないようです。

ともあれ効果は高く、気軽に摂れるということもあってか、物凄く流行りました。構造も複雑でなく、簡単に代謝されますし。しかし挙げられる副作用も怖いものが多く、決して健康に良いものではありません。

余談ですが、メチルヘキサンアミンとは少し構造が異なるものに、フェニルエチルアミンがあります。こちらは医薬品の原料にもなる天然成分ですが、これ自体にも向精神作用はあり、チョコレートなんかにも含まれています。名前の通りカメノコフェニル基を持つアミノ酸のフェニルアラニンはこれの誘導体になります。同じ芳香族のチロシンも。ちなみにメチル基の有無と数の違いで○ンフェタミン、○タンフェタミンです。

自分で摂って言っているわけではありませんが、メチルヘキサンアミンが攻撃的覚醒、であるのに対し、フェニルエチルアミンは陶酔的覚醒、であるような気がします。どちらか選べと聞かれたら、私個人的にはフェニルエチルアミンですね。大人の事情を置いておいたとしても。

いずれにせよ、摂取はたまに、にしておいた方が良さそうですね。